DV MARK LITTLE JAZZ 写真付き正直レビュー!ジャズバーでの音量感やEQの特徴、持ち運びのリアルな感想

ジャズアンプ

※この記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれています

どうも、ピュアあざらしです!

今回は、私の愛用アンプ「DV MARK LITTLE JAZZ」をガッツリ紹介したいと思います。

みなさんは、ジャズセッションやライブへの移動で「アンプ重すぎ…」「お店が狭くてセッティングが大変…」と悩んでいませんか?

真空管アンプは重いし、トランジスタアンプもスピーカーがデカいとやっぱり重い。私もメインはヴィンテージの「Polytone Mini Brute Ⅳ」を愛用していますが、これがなんと16kgもあるんです(泣)。理想の音のためとはいえ、駐車場からお店まで距離がある時は正直、心が折れそうになります…。

そんな時の強い味方が、「DV MARK LITTLE JAZZ」! わずか6.9kgと超軽量なのに、最大60Wのパワーで音圧も十分。ドラムが入る中規模のお店でも、音が埋もれる心配はありません。

「軽さは正義、でも音も妥協したくない!」というワガママな願いを叶えてくれるこのアンプ。実際の写真を見せながら、その魅力を詳しく解説していきますね!

【実機レビュー】写真で見る「DV MARK LITTLE JAZZ」

DV MARK LITTLE JAZZ スペック表

まずは、主なスペックを表にしました。

項目スペック(仕様)
出力(パワー)60W(4Ω)/ 45W(8Ω)
スピーカー1×8インチ(DV Markカスタム・スピーカー)(8Ω)
コントロールMaster, Bass, Mid, High, Reverb
サイズ(幅×高×奥)26.8cm × 26.8cm × 26.2cm
重量(重さ)6.9 kg
主な端子外部スピーカーアウト、ラインアウト、ヘッドホンアウト、AUX IN

外観とコントロールパネル

白(クリーム色っぽい上品な白です)を基調とした、シンプルで飽きのこないデザイン。

コーナーガードやハンドルに黒が使われていて、全体がキリッと引き締まっています。オシャレだけどステージで目立ちすぎない、なんとも言えない絶妙な佇まいが最高です。

自宅の部屋にポンと置いてあってもインテリアに馴染みますし、この見た目だけで「お、いいアンプ持ってるね」と思わせる所有欲を満たしてくれるデザインで、めちゃくちゃ気に入っています!

次に、コントロールパネルを見ていきましょう。

ツマミは「マスターボリューム、リバーブ、ベース、ミドル、ハイ」の5つだけ、という超シンプル設計!余計なスイッチやモード切替が一切ないので、直感的にサッと音作りができます。

白いパネルに黒いツマミのコントラストも、すっきりしていて実にかっこいいですよね。

各ツマミの効きもすごく素直。私はいつも、このアンプの持ち味である「甘くて太くて温かいクリーン」をベースにしながら、お店の響きに合わせて少しEQを微調整するくらいですが、一瞬で理想のジャズトーンが決まるので本当に重宝しています。

DV MARK LITTLE JAZZのサウンド:フルアコの箱鳴りを活かした極上のジャズトーン

実際に弾いてみて感じたこのアンプの最大の魅力は、フルアコの箱鳴りを変な味付けなく、そのままストレートに鳴らしてくれる点にあります。

サウンドキャラクターとしては、ジャズらしい甘くて、太くて、ウォームな音が最大の特徴です。少しモコっとしていて、中音域を心地よく強調したような独特のコシがあります。また、小型アンプにありがちな1、2弦の音の細さもありません。

実はこの音、私がメインアンプとして愛用しているヴィンテージの「Polytone Mini Brute Ⅳ(ポリトーン・ミニブルート4)」にかなり近いニュアンスを感じる音色です。ポリトーン特有の、あの泥臭くもいなたい王道のジャズトーンが好きな方なら、一発で気に入るサウンドに仕上がっています。

近年のデジタルアンプのような硬さやギラつきがなく、ギター本来の生鳴りをそのまま増幅してくれるため、ピッキングのニュアンスも非常にリアルに表現できます。

その他の特徴としましては、ベース・ミドル・ハイの3バンドEQがとにかく素直で、共に「良く効く」という印象です。

初めて触る方は、まずはすべてのツマミを「12時の位置」に合わせておいて、そこからお好みで調整していくのが分かりやすくておすすめです。

フルアコを使う際の注意点 ジャズギター(特にフルアコ)を繋ぐ場合、ベースとミドルを上げすぎると、低音が回り込んでハウリング(ブーイング)の原因にもなるので注意が必要です。

リバーブの効き具合について リバーブはかなり深めにかかります。ギターにもよりますが、ツマミを11時あたりまで回すと、結構な「風呂場感(ディープな残響)」になります。上品にうっすら残響を足したいなら、上げすぎないセッティングがおすすめです。

ピュアあざらしのリアルセッティング

ちなみに、私の愛機である「1956年製 Gibson ES-175」を鳴らす時の基本セッティングがこちらです。

  • ベース :8時
  • ミドル :10時
  • ハイ  :10時
  • リバーブ:9時

アンプ側は少しスッキリめのこの位置で固定しておいて、あとは演奏中にギター本体の「ボリューム」と「トーン」で曲に合わせて微調整しています。LITTLE JAZZのポテンシャルを引き出す一例として、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ドラム入り編成でのリアルな音量感

「コンパクトなのはいいけど、実際のライブでパワー不足にならない?」と心配な方も多いですよね。

結論から言うと、ジャズ喫茶などの小中規模の会場では問題ありません! 日頃ジャズ喫茶でドラムが入る編成で実際に演奏していますが、マスターボリュームの位置は「3時辺り」。他の楽器の音に埋もれることなく、しっかり抜けてくれています!

このアンプはフルに回すと「5時辺り」まで行くので、まだ少しボリュームに余裕を残せる計算になります。

ちょっとした音量アップの裏ワザ 「もう少し音圧が欲しいな」という時は、ミドルとベースを少し上げてみてください。それだけでグッと音が前に出て、手軽に音量を稼ぐことができます(※ただし、さっきお話しした通りフルアコはハウリングしやすいので、ブーイングが出ない程度に調整してくださいね)。

それでも物足りない時の「次の手」 もし会場がさらに大きくなって、アンプ単体では物足りない状況になっても安心です。

背面の「スピーカーアウト(SPEAKER OUT)」に外部スピーカー(8Ω)を繋いで最大60Wまで限界突破させる

背面の「ラインアウト(LINE OUT)」からお店のPAシステム(外音スピーカー)へ直接送る

この2つの頼もしい選択肢が用意されています。PAがあるお店なら、ラインでPAに送ってしまえばどんな広いステージでも無敵です!

LITTLE JAZZに外部スピーカー(キャビネット)を繋ぐ際は、故障を防ぐために以下のルールを絶対に守ってください!

必ず「8Ω(オーム)」のスピーカーを繋ぐこと!

スペック表の「60W (4Ω)」を見て、最初から「4Ω」のスピーカーを直接繋ぐのは絶対にNGです(電気が流れすぎてアンプが壊れます)。

「本体の8Ω」と「外付けの8Ω」が合流することで、自動的にアンプ全体が「4Ω」になり、安全に最大60Wが出せる仕組みになっています。

写真で見る大きさ比較

身近にあるもので大きさを比較してみました。皆さんお持ちの(?)黒本と比べるとこんな感じです。黒本サイズはA4サイズ位なので、いかにコンパクトなのかがよくわかりますね!

横向きです。黒本の横幅より少し広い位ですね。

2リットルのペットボトルと比べてみました。やはりコンパクトですね!

比較的コンパクトなRoland CUBE 40GX 10インチスピーカーと比べてみました。実際のアンプと比べるとコンパクトさがよくわかりますね!

私の愛機1956年製 Gibson ES-175 と比べてみました!16インチのボディーよりも小さいですね!

実際の人間、身長164cmの私と比べてみました(笑)。重さは6.9kg、持ち運びやすそうでしょ!

⚠️購入時の注意点

コンセントの形状について

ここまで「DV MARK LITTLE JAZZ」の特徴を写真と共に見てきましたが、購入をご検討中の方に1点だけ重要な注意点があります。

私がサウンドハウスで注文したものは、海外製のため、付属の電源コンセントが海外仕様の「3ピンタイプ」になっていました。 日本の一般的な家庭用コンセントは「2ピンタイプ」なので、そのままでは形状が合わず壁に挿すことができません。

 解決策:「3ピン➔2ピン変換アダプター」を用意しよう

日本のコンセントで使うためには、写真のような「2ピンタイプの変換アダプター」が必要になります。

使い方はとてもカンタンです。アンプ側の3ピンプラグに変換アダプターをカチッと差し込むだけで、普段見慣れている日本の2ピン形状に早変わりします!


私はたまたま自宅に余っていた変換アダプターがあったので、届いてすぐに使用できましたが、お持ちでない方はアンプ本体と一緒に別途購入しておくことを強くおすすめします。 価格は数百円程度で購入できるものです。こちらの購入リンクは、この記事の最後にまとめて表示しておきますね。

届いた、3ピンタイプ。

こちらが、家にあった2ピン用の変換アダプター

裏側です。

穴に合わせて差し込んでいきます。

完成です。差し込むだけで、超カンタン!ライブやセッションの時に変換アダプターを持って行くのを忘れないように、常に差し込んだままにしておきましょう!

2ピンへの交換アダプターの購入はこちらから!

実際に使って現場で感じた 「メリット」・「デメリット」 正直レビュー

数多くの現場にDV MARK LITTLE JAZZを持ち込んで使い込んできた中で、私がリアルに感じたメリットとデメリットを正直にお伝えします。購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

メリット

  • 機動性が抜群
    驚くほどコンパクトで軽量なため、運搬のストレスが激減します。また、ステージや客席が狭いお店であっても、置く場所に一切困りません。
  • 小中規模の会場ならドラム入り編成でも音が埋もれない
    カフェやジャズバーなどの規模感であれば、ドラムが入る編成であっても音がしっかり抜けてくれます。パワー不足を感じることはありません。
  • ドラムレスの編成なら十分すぎる音量を確保できる
    ギター、ベース、ボーカル、菅といったドラムレスの編成であれば、むしろ十分すぎるほどの音量の余裕があります。
  • セッティングがスムーズなシンプル設計
    つまみはマスターボリューム、リバーブ、そして3バンドEQ(ベース、ミドル、ハイ)のみの構成です。現場に入ってからの音作りが非常にスムーズで、EQの効き自体もとても良好です。
  • フルアコの箱鳴りを活かした極上のジャズトーン
    フルアコが持つ美しい箱鳴りに対して変な味付けをせず、そのままストレートに鳴らしてくれます。ジャズ特有の甘く、太く、ウォームなサウンドがこのサイズで手に入ります。
  • 広い会場にも対応できる拡張性
    本体背面にはスピーカーアウトとラインアウトが接続できるようになっているため、キャビネットを増設したり、PAシステムへ直接送ったりすることで、広い会場での演奏にも問題なく対応可能です。

デメリットと、現場で実践している解決策

  • 広い会場では、アンプ単体だと音量不足になる
    アンプ単体の出力だけでは、どうしても広い会場の隅々まで音を届けるのは難しくなります。
    【解決策】
    この場合は、背面に搭載されているラインアウトからPA(ミキサー)へ接続すれば一発で解決できます。会場のスピーカーから外音を出せるため、アンプ自体はモニターとして手元に置いておけば問題ありません。
  • イコライザーのベースが効きすぎる
    このアンプの特性として、フルアコだとベースのつまみを0に合わせてもそこそこ低音が効いています。そのため、上げすぎると低音弦がモコモコしてしまい、コードを鳴らしたときに音が分離しにくくなります。
    【解決策】
    ベースは控えめに設定し、ミドルとハイを主体にして音の輪郭を整えていくのが、すっきりとした良い音を作るコツです。
  • リバーブの効きが強すぎる
    内蔵リバーブは非常にリッチですが、つまみを上げ過ぎると、まるでお風呂場の中にいるような深いかかり方になってしまいます。
    【解決策】
    好みの問題もありますが、基本的には「うっすらと隠し味程度にかける」くらいの位置にとどめておくのが、上品なジャズトーンに仕上げるポイントです。
  • ドラム編成時における8インチスピーカーの特性
    小中規模のカフェなどでは音が埋もれることはありませんが、やはりスピーカーサイズが8インチなので、ドラムの音量に対して「アンプが少し頑張って鳴っている感」は否めません。
    【解決策】
    大口径スピーカーのような地響きのような低音や余裕を求めるのは酷ですが、このアンプの最大の強みである機動性や、狭い店での設置条件の良さを天秤にかければ、十分に目をつぶれる(むしろお釣りが来る)レベルのデメリットだと感じています。

DV MARK LITTLE JAZZはこんな人におすすめ・不向き

こんな人におすすめ

  • カフェやジャズバーなど小中規模な会場でのドラムが入る編成でもアンプ単体で音が埋もれることなく演奏したい人
  • 狭いステージや自宅でも場所を取らないコンパクトなアンプを探している人
  • ギターデュオやベースデュオなどドラムレスの編成で余裕のある音量を楽しみたい人
  • 細かい設定に迷わずシンプルなつまみで直感的にジャズトーンを作りたい人
  • フルアコ本来の甘くて太いウォームな箱鳴りをストレートに鳴らしたい人
  • 持ち運びの負担を減らし機動力を最優先したい人

こんな人には不向き

  • PAシステム(ミキサーや外音スピーカー)がない、少し大きめの会場でライブをすることが多い人
  • ドラムが入る大音量のバンド編成で、アンプ単体に音量の「余裕」を過剰に求めている人
  • デジタルアンプのような歪みや多彩なエフェクトをアンプ本体だけで完結させたい人

まとめ:DV MARK LITTLE JAZZは現場で戦える最高の相棒

DV MARK LITTLE JAZZは、片手でラクラク持ち運べる圧倒的なコンパクトさでありながら、ドラムの音量にも負けないタフなパワーを兼ね備えたアンプです。その小さな見た目からは想像できないほど、ジャズギタリストが求める甘くて太くてウォームなトーンをしっかりと鳴らしきってくれます。

もちろん、スピーカーサイズゆえの低音のクセや、PA設備のない広い空間での限界といったデメリットは存在します。しかし、それらはイコライザーの調整を覚えたり、背面のラインアウトを活用したりすることで、現場で十分に解決できることばかりです。

むしろ、狭いステージでもサッと置けて、カフェやジャズバーのライブやセッションならアンプ単体でドラムに対抗できるパワーがあるというメリットは、他の何物にも代えられません。

機動力を最優先しながらも、そのサイズを疑うほどの豊かな鳴りと、フルアコ本来のウォームなサウンドを妥協したくないプレイヤーにとって、間違いなく最有力候補となる一台と言えます。この小さな実力派アンプを一度現場に持ち込めば、もう手放せなくなるはずです!

2ピンへの変換アダプターもお忘れなく!

ちなみに、兄貴分の「DV MARK JAZZ 12」とどっちを買うべきか迷っている方へ。近々、現場目線での『徹底比較記事』をアップ予定ですので、そちらもぜひ楽しみにしていてください!

兄貴分「DV MARK JAZZ 12」の単体レビューの記事はこちら!

【写真付き正直レビュー】DV MARK JAZZ 12の音量感とEQの特徴!8.6kgの軽さと12インチの余裕を徹底解説
DV MARK JAZZ 12を数々の現場に持ち込んで使い込んできた筆者が、リアルなメリット・デメリットを正直にレビュー!ドラム入り編成でのリアルな音量感やEQの効き具合、8.6kgという驚異的な軽さがもたらす機動力をジャズギタリスト目線で徹底解説します。

私がメインで愛用しているアンプ、ヴィンテージの「Polytone Mini Brute Ⅳ」のレビュー記事はこちら!気になる方は是非チェックしてみてください!

【徹底レビュー】ポリトーン Mini-Brute IV 1956年製 ES-175と奏でる「理想のジャズトーン」
1970年代後半製のヴィンテージ・ポリトーン Mini-Brute IVを徹底レビュー。15インチスピーカーが放つ圧倒的な音圧と、1956年製 Gibson ES-175との極上の相性を解説します。自作網戸グリルや内部回路、同軸ノブの使いこなしまで、ジャズギタリスト必見の情報を凝縮。


コメント

タイトルとURLをコピーしました