【レビュー】トマスティック JS112は買い?評価とメリット・デメリット

ギター弦

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どうも、現役ギタリストのピュアあざらしです!

「フラットワウンド弦にしてみたけど、音のモコモコ感が強すぎて高音が抜けが悪い…」「テンション感がきつくて指が疲れてしまい、長時間の練習がしんどい…」なんて悩みはありませんか?

特にフラットワウンド特有の音の丸さは好きだけど、「もっと高音域に艶と煌びやかさが欲しい」「弾き心地も妥協したくない」と迷ってしまいますよね。

「しなやかな弾き心地と、高音域まで美しく響く極上のジャズトーンを手に入れたい!」

そんな悩みをガッチリ解決してくれるのが、今回ご紹介する「Thomastik-Infeld(トマスティック・インフェルド)JS112 Jazz Swing」です!

結論から言うと、トマスティック JS112は「各弦のゲージやテンションのバランスのよさ、弱めのテンション感による圧倒的な弾きやすさ」と、「フラットワウンドとは思えない高音域の艶やかな煌びやかさ」を両立した、プロ御用達の最高峰ジャズ弦です。

私自身、さまざまなジャズ弦を試してきましたが、各弦のゲージやテンションのバランスが完璧で、音の立ち上がりからサステインの美しさまで言う事なしのクオリティだと実感しています。

プロ愛用者が非常に多く、「一度使ったら他の弦には戻れない」と言われる理由がよく分かります。

この記事では、トマスティック JS112の音質や弾き心地、他ブランドとの違いを実機写真付きで本音レビューしていきます。

読み終える頃には、「なぜプロがこぞってJS112を選ぶのか」がスッキリ理解できて、あなたのギターから極上のジャズトーンを響かせられるようになりますよ!

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  1. フラットワウンドの常識を覆す?トマスティック JS112の3つの大きな特徴
    1. ① プロ御用達と呼ばれる理由とブランドの信頼性
    2. ② フラットワウンドなのに高音域が綺麗に抜ける「艶と煌びやかさ」
    3. ③ 独自の素材と製法が生み出す「しなやかで柔らかいテンション感」
  2. Thomastik-Infeld JS112の製品スペック・各弦ゲージ一覧
    1. 基本スペック
    2. 各弦のゲージ(太さ)一覧
  3. 【写真レビュー】トマスティック JS112のパッケージと中身をチェック
    1. パッケージデザインと内袋の仕様
    2. トマスティックの象徴「赤いシルク巻き」とボールエンドと「金色」の1・2弦
  4. トマスティック JS112を実際に弾いて分かった4つのメリット
    1. メリット① フラット特有のモコモコ感がなく、ソロが映える「高音の艶と音抜け」
    2. メリット② テンションがしなやかで、指が疲れにくくコードワークやチョーキングが楽
    3. メリット③ 1弦〜6弦までの音量・トーンのつながりが完璧(1・2弦の音痩せなし)
    4. メリット④ 音質とテンション感が長く持続し、結果的にコスパが良い
  5. 購入前に知っておきたい!トマスティック JS112のデメリットと対策
    1. デメリット① 一般的なフラットワウンド弦より価格が高め
    2. デメリット② テンションが柔らかいため、強いピッキングだとバズ(ビビリ)が出やすい
    3. デメリット③1・2弦(プレーン弦)が錆びやすい
    4. Thomastik-Infeld JS112が「おすすめな人」
    5. Thomastik-Infeld JS112が「不向きな人」
  6. まとめ:Thomastik-Infeld JS112は圧倒的な演奏性と極上トーンを両立する最高峰のジャズ弦!

フラットワウンドの常識を覆す?トマスティック JS112の3つの大きな特徴

Thomastik-Infeld(トマスティック・インフェルド)の「JS112 Jazz Swing」は、多くのプロジャズギタリストから「一度使ったら他の弦には戻れない」と絶賛されている最高峰のフラットワウンド弦です。

ピュアあざらし
ピュアあざらし

私は、1952年製のGibson ES-125に使用していますが、ヴィンテージのP-90ピックアップや50年代ギブソンの太めのネックとの相性も抜群です!


(写真:愛用の1952年製Gibson ES-125 )

一般的なフラットワウンド弦といえば、「音が丸くて温かい反面、高音がこもりがち」「テンションが硬くて指が疲れる」といったイメージを持たれがちですが、JS112はその常識を良い意味で覆してくれます。

まずは、なぜJS112がこれほどまでに高く評価されているのか、その3つの大きな特徴を解説します。

① プロ御用達と呼ばれる理由とブランドの信頼性

トマスティック・インフェルド社は、オーストリアのウィーンで100年以上の歴史を誇る老舗弦メーカーです。もともとはバイオリンをはじめとする弦楽器の弦で世界的なシェアを誇り、その緻密なクラフトマンシップはエレキギター弦にも惜しみなく注ぎ込まれています。

一流のジャズギタリストやスタジオミュージシャンが愛用しており、まさに「プロ御用達」のクオリティ。音の正確さや作りの丁寧さにおいて、圧倒的な信頼性を誇ります。

ピュアあざらし
ピュアあざらし

私もライブやセッションで長年愛用していますが、一流のジャズギタリストやスタジオミュージシャンがこぞって選ぶのも納得のクオリティです!

② フラットワウンドなのに高音域が綺麗に抜ける「艶と煌びやかさ」

通常のフラットワウンド弦は、ステンレス素材などで巻かれていることが多く、音が太くマイルドになる一方で「高音域の抜けが悪くモコモコした音になりやすい」というデメリットがあります。

しかし、JS112は巻線にニッケル素材を採用しています。

(写真:JS112 フラットワウンド弦の表面)

これにより、フラットワウンド特有の太く温かみのある低音・中音域はしっかり保ちつつ、高音域には澄んだ透明感と艶やかな煌びやかさが加わります。単音ソロを弾いた時でも音が埋もれず、澄み切ったトーンが心地よく抜けてくれるのが最大の魅力です。

③ 独自の素材と製法が生み出す「しなやかで柔らかいテンション感」

「太いゲージのフラットワウンドを張ると、テンションが硬くてコードワークや運指で指が疲れる…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

JS112は、しなやかな芯線(コア)と精密な巻き線技術によって、他のブランドにはない圧倒的に柔らかくしなやかなテンション感を実現しています。

ピュアあざらし
ピュアあざらし

「同じゲージの他社弦と比べても指への負担が全然違うので、長時間の練習やライブでも手が疲れにくくなりました!」

Thomastik-Infeld JS112の製品スペック・各弦ゲージ一覧

続いて、トマスティック JS112(Jazz Swing)の具体的な製品スペックと各弦の太さ(ゲージ)を見ていきましょう。

基本スペック

項目スペック
ブランド / 型番Thomastik-Infeld(トマスティック・インフェルド) / JS112
シリーズ名Jazz Swing Series(ジャズスウィング)
ゲージセット名Medium Light(.012 – .050)
巻線素材ニッケルフラットワウンド(Nickel Flat Wound)
構造ラウンドコア(丸芯) / 1〜2弦:プレーン、3〜6弦:フラットワウンド

各弦のゲージ(太さ)一覧

  • 1弦(E) : .012(プレーン弦)
  • 2弦(B) : .016(プレーン弦)
  • 3弦(G) : .020w(ニッケルフラットワウンド巻弦)
  • 4弦(D) : .027w(ニッケルフラットワウンド巻弦)
  • 5弦(A) : .037w(ニッケルフラットワウンド巻弦)
  • 6弦(E) : .050w(ニッケルフラットワウンド巻弦)

【ここがポイント!】各弦の太さとテンションバランスが計算し尽くされている理由

一般的なセット弦では、低音弦が太すぎて1・2弦の音が細く感じたり、特定の弦だけテンションが硬く感じたりすることがあります。

しかし、トマスティックJS112は、同じ1弦.012、2弦.016でも3弦〜6弦が他社より細目に設定されているので、1弦から6弦のゲージのバランスが良く、和音(コード)を鳴らした時も特定の帯域だけが主張しすぎない完璧なトータルバランスを実現しています。

【写真レビュー】トマスティック JS112のパッケージと中身をチェック

ここからは、実際のパッケージや弦の中身を写真付きでレビューしていきます。トマスティックならではの丁寧な作りや高級感が細部から伝わってきます。

パッケージデザインと内袋の仕様

トマスティックのパッケージは、一目でそれと分かるクラシックで高級感のあるデザインが特徴です。

中のパッケージを開けると、弦が丁寧に袋に収められています。他社製品のように一括で入っているのではなく、細部まで品質管理が行き届いているのが実感できます。

トマスティックの象徴「赤いシルク巻き」とボールエンドと「金色」の1・2弦

トマスティックのフラットワウンド弦といえば、最大のアイコンとも言えるのが「赤いシルク巻き(糸巻き)」です。

ペグ側とボールエンド側の両端に綺麗な赤いシルクが巻かれており、ギターに張った際にもヘッド周りやブリッジ周辺の見た目が一気に華やかになります。トマスティックを張っているのが一目瞭然!

(写真1、2枚目は1952年製GibsonES125 ※写真3枚目は1956年製GibsonES-175にJS112を張った様子です。普段は他社弦を使用していますが、赤いシルクがどのように見えるか試しに貼ってみました。)

また、ボールエンドの処理や巻き線の均一さも極めて精巧で、手で触れただけでも「作りの良さ」がはっきりと分かります。見た目の美しさだけでも所有欲をしっかりと満たしてくれますね。

もう一つの特徴は1・2弦のプレーン弦が金色で、詳しい人にはトマスティックを張っているのが分かるので、少し自慢できる部分でもあります。

トマスティック JS112を実際に弾いて分かった4つのメリット

ここからは、私が実際に「Thomastik-Infeld JS112」を愛機に張り、ライブやセッションで使い込んで分かった4つの大きなメリットを深掘りして解説します。

数あるフラットワウンド弦の中でも、なぜこの弦が「別格」と評価されるのか、その理由がはっきりと見えてきました。

メリット① フラット特有のモコモコ感がなく、ソロが映える「高音の艶と音抜け」

一般的なフラットワウンド弦は、音の立ち上がりが丸くなりすぎて「アンプを通すと低音が膨らみ、ソロの時に高音が埋もれてしまう」という悩みがつきまといます。

しかし、JS112はフラットワウンドの温かみの中に、澄んだ高音の艶(ツヤ)と煌びやかさが同居しています。

コード伴奏(バッキング)ではしっかりとした箱鳴り感とウォームなトーンを出しつつ、単音のリードソロに切り替えた瞬間に、音が前にスッと抜けてくれます。「マイルドなのに音が籠もらない」という理想的なジャズサウンドが簡単に作れました。

メリット② テンションがしなやかで、指が疲れにくくコードワークやチョーキングが楽

「.012〜.050」のゲージ表記だけ見ると、少し硬めのテンション感を想像するかもしれません。しかし、実際に指を乗せてみると驚くほどしなやかで柔らかいことに感動します。

丸芯(ラウンドコア)を採用したトマスティックならではの柔軟性により、複雑なジャズコードのフォームを押さえる際も、余計な力を必要としません。

長時間の練習や3ステージに及ぶ長丁場のライブでも指が疲れにくく、チョーキングやニュアンス付けもスムーズに行えるため、演奏への集中力が格段に上がります。

メリット③ 1弦〜6弦までの音量・トーンのつながりが完璧(1・2弦の音痩せなし)

他社製のライトゲージ(.011や.012〜)を張った際、「3〜6弦の巻弦は太くて良い音なのに、1・2弦のプレーン弦だけ音が細くて浮いてしまう…」と感じたことはありませんか?

JS112はこの「各弦の音量・音質バランス」が驚くほど緻密に作られています。1弦から6弦まで音量感が均一で、プレーン弦から巻弦へ移る際もトーンの繋がりが非常に自然です。

プレーン弦を太いバラ弦にカスタムしなくても、デフォルトのセットのままで完璧なサウンドバランスが手に入ります。

メリット④ 音質とテンション感が長く持続し、結果的にコスパが良い

JS112はニッケル素材のクオリティが高く、表面の仕上げも滑らかなため、手汗による酸化や劣化に非常に強いのが特徴です。

張り立ての「高音の艶」と「しなやかな打感」が長期間キープされるため、数ヶ月張りっぱなしにしていても音が死ににくく、テンション感がへたることもありません。

1セットあたりの購入価格は高めですが、「良い音のまま長く使い続けられる」ため、頻繁に弦を交換する手間と費用を考えれば、結果的に非常にコスパが高いと言えます。

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購入前に知っておきたい!トマスティック JS112のデメリットと対策

圧倒的なクオリティを誇るトマスティック JS112ですが、購入前に知っておくべき注意点(デメリット)もいくつか存在します。

後悔しない買い物のために、解決策と合わせて正直にお伝えします。

デメリット① 一般的なフラットワウンド弦より価格が高め

トマスティック JS112の最大にして唯一のハードルが「価格の高さ」です。

【フォロー・対策】
一見すると高価に感じられますが、メリットでも触れた通り「寿命の長さと音質維持力」がJS112の特徴です。

安い弦を1〜2ヶ月で頻繁に張り替えるよりも、JS112を3〜6ヶ月じっくり使い続ける方が、年間を通した弦代のトータルコストは安く抑えられます。(※使用頻度による個人差あり)

「長寿命な高級弦」と割り切れば、十分すぎるほど元が取れる投資です。

デメリット② テンションが柔らかいため、強いピッキングだとバズ(ビビリ)が出やすい

JS112はしなやかな丸芯(ラウンドコア)を採用しているため、他の弦と同じ感覚で弾くと「テンションが柔らかい」と感じます。

そのため、アタックの強いピッキングやガシガシ叩き付けるような演奏スタイルの方だと、弦が大きく振れてフレットに当たり、バズ(音のビビリ)が出やすくなる場合があります。

【フォロー・対策】
この柔らかさは、余計な力を抜いて軽やかなフェザータッチで鳴らす「ジャズの演奏スタイル」に極限まで最適化されている証拠でもあります。

力をかけずにアンプの音量を上げて演奏することで、ギター本来の豊かな箱鳴りと美しい音を引き出せます。

もしどうしてもビビリが気になる場合は、ほんのわずかにギターの弦高を上げることで簡単に解決できます。

デメリット③1・2弦(プレーン弦)が錆びやすい

トマスティック JS112の弱点として挙げられるのが、1・2弦のプレーン弦が手汗や湿気で比較的錆びやすい点です。他社製の防錆処理が強い弦に比べると、使用環境によっては早めに表面にくすみや錆が出てしまうことがあります。

【フォロー・対策】
プレーン弦が錆びてきた場合は、セット全体を買い替える必要はありません。「1・2弦だけプレーンバラ弦に交換する」のが最も賢くコスパの良い対策です。

3〜6弦のフラットワウンド部分は数ヶ月〜半年以上も音質とツヤが持続するため、1・2弦を定期的に交換してあげるだけで、最高峰のトーンを最小限のコストで長く維持できます!(※使用頻度による個人差あり)

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Thomastik-Infeld JS112が「おすすめな人」

  • フラットワウンドでも暗くなりすぎず、高音域の「艶と音抜け」を求めたい人
  • テンション感が柔らかく、指に負担をかけないしなやかな弾き心地を重視する人
  • 1弦から6弦まで、音量やトーンの完璧なバランス感を実感したい人
  • プロ御用達の最高峰クオリティで、ワンランク上のジャズトーンを目指したい人

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Thomastik-Infeld JS112が「不向きな人」

  • とにかく初期費用(1セットの購入価格)を安く抑えたい人
  • 固めのテンション感が好きで、アタックの強いピッキングでガシガシ弾くスタイルの方

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まとめ:Thomastik-Infeld JS112は圧倒的な演奏性と極上トーンを両立する最高峰のジャズ弦!

ジャズギターにおいて、「高音域の美しい伸び・艶」「指に負担をかけない快適な演奏性」を両立させることは、プレイの質を高める上で非常に重要です。

Thomastik-Infeld JS112 Jazz Swingは、まさにその理想を極限まで追求したプロ絶賛の最高峰フラットワウンド弦です。

  • 極上のジャズトーン
    フラットワウンドの深みの中に、煌びやかで透明感のある高音域をプラス
  • 圧倒的な演奏性
    柔らかくしなやかなテンション感で、長時間の演奏でも指が疲れにくい
  • 絶妙な弦バランス
    各弦のトーンと音量感が計算し尽くされ、1・2弦の音痩せを感じさせない

価格は一般的なフラットワウンド弦よりも高価ですが、長寿命な点や、必要に応じて1・2弦のバラ弦交換を組み合わせる工夫をすれば、十分に元が取れる投資です。

「今の弦の打感や音のこもり感に満足していない」「最高の弾き心地と音色でジャズギターを楽しみたい」という方は、ぜひ一度トマスティック JS112の感動的なトーンを体感してみてください!

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